ブログ記事の最終的なゴールは「目標としている成果（コンバージョン）」を達成することです。
しかし、「記事を書いても、なかなか成果に繋がらない・・」と、悩んでいる方は多いと思います。
記事が成果に繋がらない原因は、まとめの書き方が適切でない可能性があります。
記事のまとめは読者をコンバージョンに導く非常に重要な要素で、まとめが上手く書けないと記事で成果を上げられません。
そこで今回は、成果に繋がるまとめの書き方について解説します！
記事を読んでもらえばまとめの書き方を理解できて、記事のコンバージョン率改善を狙えます。
ぜひ、記事を参考にしてください！
本記事は入念なリサーチを行い、信頼性の高い情報を収集して作成しています。また、筆者は現役のWebライター兼ブロガーです。仕事での実体験も交えて紹介しています。
ブログのまとめの役割
まとめは、記事の最後に用意する、記事の内容を要約した文のことです。
なんでわざわざまとめを用意するの？
その理由は、まとめには重要な役割があるからです。ここでは、まとめの役割を解説します。
記事の内容をおさらいできる
まとめの役割の1つが、記事の内容をおさらいすることです。
読者は記事をすべて読むわけではなく、必要な箇所だけ飛ばして読む人が大半です。
まとめで記事の内容がおさらいできれば、記事をすべて読まなくても重要なポイントを抑えられるので、読者の理解が深まります。
コンバージョン（CV）に誘導する
まとめの役割2つ目は、読者をコンバージョン（CV）に誘導することです。
コンバージョンとは、記事が最終的に達成したい目標を指します。
記事の目標であるコンバージョンに読者を導くのが、まとめの重要な役割になります。
どれだけ内容が充実した記事を書いても、コンバージョンに誘導できないと成果に繋がりません。
ブログのまとめの書き方3STEP
具体的なブログのまとめの書き方を解説します。
STEP1｜記事の結論を書く
まとめには記事の結論を書きましょう。
理由は、記事が伝えたかった主張を明確に出来るからです。
「結局、何を伝えたい記事だったのか？」を、最後にはっきり明言しておくことで、記事の解像度を高められます。
ポイントは、記事の主張を1つに絞ることです。
主張を何個も述べられると、一番伝えたいことがどれなのか分かりづらくなってしまいます。記事の構想段階から、記事の主張（テーマ）をしっかり定めておきましょう。
STEP2｜記事のポイントをリストアップする
記事で紹介したポイントを整理してリストアップしましょう。
重要なポイントをリスト化してまとめておくと、記事の内容を振り返りやすくなります。記事の内容を忘れてしまった人や、必要な箇所だけ読み飛ばした人も、記事の要点を理解できます。
リストアップのコツは、箇条書きや表を使うことです。
長々と文章で書くより、箇条書きや表を使えば視覚的に理解できて、情報を整理しやすくなります。
STEP1とSTEP2の順番は、入れ替えても問題ありません。
STEP3｜行動を促す
最後に、読者に行動を促します。
ここで読者に行動してもらえないと、目標としている成果をあげられません。
読者の心を動かすコツを紹介します。
ベネフィットを提示する
読者に行動をしてもらいたいなら、商品やサービスのベネフィットを提示しましょう。
ベネフィットとは、行動したことで得られる利益を指します。
メリットと似ていますが、下記のような違いがあります。
読者に対して「行動することで望んでいる状況を得られる」ことを提示しましょう。
読者の不安を解消する
読者に行動してもらわないと利益を産み出せませんが、実際はなかなか行動に移してはくれません。
なぜなら、人はどうしても失敗した時のリスクを考えてしまうからです。
このスマホケース、デザインは良いけど耐久性は低そうだな・・。
など、商品に対して不安に感じる点があると、購入を見送られてしまいます。
こういった場合は、読者の不安を解消できる一文を添えましょう。
こちらのスマホケースは、耐衝撃性に優れたPC素材を使用しています。PC素材とは、警察や軍隊でも採用されている、非常に強度の高いプラスチック素材です。
不安を解消できれば、読者は最初の一歩を踏み出しやすくなります。
CTAを設置する
行動を促す方法で有効なのが、CTAを設置することです。
CTAとはCall To Actionの略で、Webサイトなどでユーザーを特定の行動に誘導する箇所のことです。
ボタンリンクなどの視覚的な工夫を施して、読者の行動意欲を高めます。
WordPressの場合、CTAの設置方法は以下。
読者が思わずクリックしたくなる様なCTAを考えてみましょう。
まとめの例文
まとめの例文を2パターン紹介します。
また、こちらの記事ではブログに使える文章のテンプレートを紹介しています。まとめのテンプレートもあるので、こちらも参考にしてみてください。
例文①｜別記事への誘導
サイト内の別記事へ誘導したい場合のまとめ例です。
ここでは、「Webライターの始め方」を解説する記事を例にします。
今回は、Webライターの始め方について解説しました。
Webライターは初期投資が少なく、資格やスキルも必要ないので始めるハードルが低いのが利点です。ただしその分ライバルも多く、始めたての頃は単価も低いのがデメリットになります。
何の知識も無く始めてしまうと、全然仕事を受注できなかったり、非常に少ない報酬の仕事を受けてしまうリスクがあります。
正しい手順を覚えて、効率良く仕事を始めましょう。
【Webライターを始める手順】
①仕事の環境を準備する
②クラウドソーシングサイトに登録する
③案件に応募する
④テストライティングを受ける
⑤記事を作成する
⑥納品する
仕事を始めた後、Webライターとしてステップアップしていきたいなら、スキルを磨く必要があります。Webライターはライティング能力だけでなく、ビジネスに関する知識など様々なスキルが必要になってきます。
「スキルを磨くと言っても、どうやって勉強すればいいか分からない・・」
こういった方向けに、Webライターに必要なスキルを学べる、おすすめの書籍を紹介した記事のリンクを貼っておきますので、こちらを参考にしてください。
→記事のリンク
例文②｜商品購入の促進
商品購入を促したい場合のまとめ例です。
ここでは、「肌に優しいシェーバーの選び方」を解説する記事を例にします。
今回は、敏感肌向けのシェーバーの選び方を紹介しました。
肌への負担が少ないシェーバーを選ぶには、シェーバーの特徴を押さえておくのが大事になります。
【シェーバーを選ぶポイント】
・カミソリより電気シェーバーの方が肌に優しい
・電気シェーバーの中では回転式シェーバーが最も肌に優しい
・シェービングジェルが使える電気シェーバーがおすすめ
上記のポイントを踏まえて、当サイトがおすすめするシェーバーは〇〇になります。
〇〇は回転式の電気シェーバーで、シェービングジェルにも対応した敏感肌向けのシェーバーです。
肌に優しい設計ですが、しっかり深剃りもできます。ヘッド部分が可動式なので、肌に密着して髭を刈り取ってくれます。
他社製品と比べて、比較的リーズナブルなお値段なのも嬉しいポイントです。
〇〇は下記リンクから購入できます。敏感肌でシェーバー選びに悩んでいる方は、一度チェックしてみてください。
→商品のリンク
まとめ｜読者が行動したくなる文章を意識しよう！
今回は、まとめの書き方について解説しました。
まとめには、主に2つの役割があります。
特に重要なのが、読者に行動を促すことです。なぜなら、読者に行動してもらうことで、はじめて利益が生まれるからです。
読者が行動したくなる文章を意識しましょう。
「まとめの書き方が分からない」、「記事が収益に繋がらない」、そういった方は記事で紹介した例文などを参考にまとめを書いてみてください。
今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました！
